質問には質問で返す話。

おれが中坊のころですけど。

「なんでピアスなんかあけんの?」
「じゃあなんでピアスあけちゃダメなの?」
「そりゃ・・親からもらった大事な体にキズつけるなんて」
「じゃあおれはその『大事な体にキズつけることで親に反意を表明』したくてあけるよ」

てきなやりとりを見たことがあって、こいつ一枚上手だなぁと思ったことがあるのですけど、それ以来「じゃあおれはその『神を冒涜するために』それをするよ」とか「じゃあおれは『先生の面子を守』らないためにそうするよ」てきなことを言っては、その人の凝り固まった価値観をわずかでも波立たせることができればいいなーなんてことしてたことあります。たいてい立つのは人間関係間の波風くらいなものでしたけど。ちょうギスギスした。学んだのは、正しそうなことだとしても、やりすぎはよくないってことぐらいでした。
あとあと「神冒涜」云々はホントにやりすぎだったというか、相手を思いやる気持ちが皆無すぎた。若気の至りってことでここはひとつ。